毎日使う冷蔵庫、気づけば中がごちゃごちゃ…なんてことありませんか?
どこに何があるか分からなくて、同じものを二重に買ってしまったり、食材をムダにしてしまった経験がある方も多いはず。
そんなお悩みを解決してくれるのが、100均グッズを使った仕切り収納です!
手軽に手に入り、しかもサイズや種類が豊富な100均アイテムを活用すれば、誰でも簡単に「見やすく、取り出しやすい」冷蔵庫を作ることができます。
この記事では、冷蔵庫がごちゃつく原因から、便利な100均アイテム、実際の仕切りアイデア、使いやすくするコツまで、たっぷりご紹介します。
今日から、すっきり快適な冷蔵庫ライフを始めましょう!
冷蔵庫がごちゃつく原因とは?
1. 物の定位置が決まっていない
冷蔵庫の中がごちゃごちゃしてしまう最大の原因は、「物の定位置が決まっていない」ことです。
買ってきた食材をその場の空いているスペースにポンと置いてしまったり、家族それぞれが好きな場所に物を戻してしまうと、どんどん配置がバラバラになってしまいます。
特に、ドレッシングや調味料、チューブ類など小さなものは行方不明になりがち。 まずは「ここにはこれを置く!」というルールを決めることが大切です。
2. 中身が見えにくい・重なりやすい
冷蔵庫は縦にも横にも物が置けるため、気づかないうちに物が重なり合ってしまいます。
手前に置いたものの後ろに大事な食材が隠れてしまい、存在を忘れてしまった結果、食材ロスに…。
また、透明ではない袋やパッケージに入ったものは、中身がパッと見ただけではわからず、余計にごちゃついて見えます。
中が見やすく、取り出しやすい収納方法を意識することがポイントです。
3. サイズや形がバラバラな食品が混在している
牛乳パック、卵パック、納豆のパック、タッパー、鍋ごと冷蔵…など、冷蔵庫に入れる食品や容器はサイズも形もさまざま。
統一感なく置いていくと、スペースが無駄になったり、デッドスペースが生まれてしまいます。
特に高さの違うものを並べてしまうと、上に空間ができたり、手前のものが邪魔をして奥のものが取り出しにくくなることも。
「同じようなサイズ感でまとめる」「高さをそろえる」という工夫が必要です。
4. 使いかけ・期限間近の食品が埋もれてしまう
食べかけのジャム、開封済みのチーズ、残りわずかな調味料…。
使いかけの食品はつい後回しにされ、新しいものを上から重ねてしまうことがよくあります。
こうしてどんどん奥に押しやられた使いかけ食品は、いつの間にか存在を忘れられ、最終的には廃棄に…。
冷蔵庫をスッキリ保つには、使いかけのものを優先的に見える位置に置く仕組みを作ることが大切です。
5. 家族全員が使う場所だからこその混乱
冷蔵庫は家族全員が自由に使う場所。
だからこそ、誰か一人が「きれいに並べたつもり」でも、次に使う人が適当に戻してしまうと、すぐに乱れてしまいます。
家族みんなが「どこに何があるか」「どう戻すか」をパッと分かるようにしておくことが、ごちゃつきを防ぐカギになります。
仕切り収納やラベリングでわかりやすい導線を作ることがとても重要です。
100均グッズが冷蔵庫収納にぴったりな理由
1. 豊富なサイズ・形が冷蔵庫にフィットしやすい
100均には、本当にさまざまなサイズや形の収納グッズがそろっています。
浅型・深型・細長いタイプ・ワイドタイプなど、冷蔵庫の棚や引き出しにぴったり合わせられるサイズが選べるのが大きな魅力です。
たとえば、チューブ調味料をまとめるための小型ケースや、野菜室に仕切りとして使える大型バスケットなど、用途に合わせて選ぶことができます。
冷蔵庫内のスペースをムダなく使いたいなら、細かくジャストサイズで仕切るのがコツ。100均グッズはその理想を叶えてくれます。
2. コスパ最強!まとめ買い・買い替えもしやすい
冷蔵庫収納を整えるとなると、同じデザインやサイズの収納グッズをいくつもそろえたくなりますよね。
でも、ひとつ数百円〜数千円するアイテムをまとめてそろえるとなると、なかなか大きな出費に…。
その点、100均なら1個あたり110円(税込)で買えるので、気軽にまとめ買いできる
のが魅力です。
また、もし途中で「やっぱり違うタイプに変えたい」と思っても、気軽に買い替えできるので失敗を恐れずチャレンジできます。
3. 冷蔵庫用に考えられた専用グッズも豊富
最近では、ダイソー・セリア・キャンドゥなど、どの100均ショップでも「冷蔵庫収納用」として開発されたグッズがたくさん販売されています。
たとえば、倒れやすいペットボトルを立てるためのホルダー、チューブをまとめる専用スタンド、卵パックを仕切るトレー、野菜室用の仕切りケースなど。
専用グッズは、冷蔵庫特有の「すべる」「転がる」「重なる」問題を考慮して作られているので、使いやすさがぐんとアップします。
「冷蔵庫収納=100均」というイメージが定着するのも納得です。
4. シンプルデザインで冷蔵庫内がスッキリ見える
冷蔵庫の中は、食材のパッケージでどうしてもカラフルになりがち。
そこにさらに派手な収納グッズを使うと、ゴチャゴチャ感が倍増してしまいます。
でも100均の収納グッズは、ホワイト・クリア・グレーなど落ち着いたシンプルカラーが多く、中身を引き立ててくれるデザインが豊富です。
統一感を意識して同じ色・同じシリーズでそろえると、驚くほど冷蔵庫がスッキリと見えるようになります。
5. 手軽に「マイ冷蔵庫カスタマイズ」ができる
高級な収納アイテムを買うとなると、どうしても「失敗したくない」という気持ちが強くなり、慎重になってしまいますよね。
その点、100均なら気軽に「まずは試してみよう!」という気持ちで始められます。
自分の生活スタイルに合わせて、仕切り方やケースの数を自由にカスタマイズできるのは、100均ならではのメリット。
実際に使いながら「もう少し高さがあるほうがいいかな」「ここは浅いバスケットに変えようかな」と、柔軟に調整していけます。
気づけば、自分だけの理想の冷蔵庫収納が自然に完成しているかもしれません!
冷蔵庫仕切り収納に使えるおすすめ100均アイテム
1. 冷蔵庫用仕切りケース(専用タイプ)
最近の100均には「冷蔵庫収納専用」の仕切りケースが充実しています。
例えば、ダイソーやセリアでは、透明または半透明の浅型ケースが人気。
チューブ調味料や個包装されたチーズ、納豆パックなどを種類別に整理するのにぴったりです。
持ち手が付いているタイプもあり、奥に入れたものでも引き出して取り出しやすい設計になっています。
中が見えるので、何がどこにあるか一目瞭然。
探す手間ゼロの冷蔵庫を作れます。
2. プラスチック製バスケット(浅型・深型)
定番人気なのが、プラスチック製のバスケット。
浅型タイプは、ハムやチーズ、ヨーグルトなどのパック類をまとめるのに最適。
深型タイプは、ドリンクパックや野菜、開封済みの袋物を立てて収納するのに便利です。
特におすすめは「積み重ねできるタイプ」!
冷蔵庫の棚にあわせて高さを調整できるので、
空間を無駄なく使えるのが魅力です。
ホワイト系やクリアカラーで統一すると、さらにスッキリ感がアップします。
3. ブックエンド(仕切り板として活用)
意外なアイテムですが、100均の「ブックエンド」も冷蔵庫の仕切りに大活躍します!
薄型で省スペースなうえ、倒れがちな食品パックやタッパーをしっかり支えてくれます。
金属製・プラスチック製・ワイヤー製など素材もいろいろあり、冷蔵庫内の湿気にも耐えやすいのがうれしいポイント。
特に、ドアポケットの中でペットボトルを仕切る用途や、野菜室で袋物を区切るときにおすすめです。
4. 仕切り付きトレー・収納ボックス
セリアやキャンドゥでは「仕切り付き収納ボックス」も豊富にラインナップ。
1つのボックスの中にさらに仕切りがついているので、 – チューブ調味料用 – バターやマーガリン用 – 小さなジャム瓶用 など、さらに細かくジャンル分けができてとても便利です。
小物がゴチャつきやすい冷蔵庫には、仕切り付きトレーを取り入れると、整理整頓レベルが一気にアップします!
5. 積み重ねラック(棚を増設できるアイテム)
「冷蔵庫の棚の高さがもったいないな…」と感じたことはありませんか?
そんな時に便利なのが、100均で買える積み重ねラック。
既存の棚の上にさらに小さな棚を作れるので、 – 小瓶類の上にお皿を置ける – 平たいタッパーを2段に重ねて収納できる など、縦スペースを有効活用できるようになります。
特に、背が高い飲み物や鍋類がないエリアでは、ラックを設置するだけで格段に収納力がアップします。
6. ドアポケット用仕切りパーツ
ドアポケットの中は、小物が倒れたりゴチャゴチャしやすい場所。
そんなときに役立つのが、ドアポケット専用の仕切りパーツです。
ペットボトルや調味料ボトルの間にセットするだけで、横滑りを防ぎ、見た目もスッキリ整います。
ダイソーやセリアで販売されており、パチっとはめるだけで簡単に使えるので、手軽に冷蔵庫の中のストレスを減らせます。
7. ジッパーバッグ・保存袋
仕切りグッズではないですが、冷蔵庫整理に欠かせないのがジッパーバッグ。
開封済みのお菓子や、使いかけの野菜、作り置きおかずなどを種類別に分けて保存できます。
まとめてジッパーバッグに入れて、ケースに立てて収納すれば、中身がバラバラになる心配もなし。
最近では、100均でも冷蔵・冷凍保存対応のしっかりした厚手タイプが手に入るので、ぜひ活用したいアイテムです。
実際の仕切り収納アイデア集
1. 朝食セットをひとまとめにして「時短冷蔵庫」を作る
朝はとにかく忙しい!というご家庭におすすめなのが、「朝食セットコーナー」の仕切り収納です。
例えば、トースト用のバター、ジャム、チーズ、ヨーグルトなど、朝食によく使う食品をひとつのバスケットにまとめておくアイデア。
朝はこのバスケットごと冷蔵庫から出すだけなので、探す手間なし・時短効果抜群!
家族全員が同じ場所から必要なものを取れるので、キッチン渋滞も防げます。
2. お弁当グッズ専用コーナーを作って朝の準備をラクに
お弁当作りが日課の方には、「お弁当グッズ専用コーナー」を作るのが断然おすすめ!
例えば、ウィンナー、冷凍食品のおかず、小分けのソースやふりかけなどをまとめた専用ケースを設置。
さらに、前日に作り置きしたおかずを専用タッパーに入れて、このコーナーに置いておくと便利です。
「お弁当用はここ!」と決めておくことで、冷蔵庫内を探し回らずにすみ、朝の時間短縮になります。
3. ドレッシング・調味料コーナーでごちゃつき防止
ドレッシングやソース類は、ついつい種類が増えてしまうもの。
種類ごとにバラバラに置くと探しづらく、しかも倒れやすいので、仕切りケースにまとめるのがおすすめです。
– ドレッシングだけのコーナー – 醤油・みりん・料理酒など「和食調味料」コーナー – ケチャップ・マヨネーズ・ソースなど「洋食調味料」コーナー といったようにテーマ別に分けると、とても使いやすくなります。
透明ケースを使えば中身もすぐにわかるので、家族みんなに優しい収納に!
4. フルーツ・おやつコーナーで子どもにも優しく
りんご、ぶどう、カットフルーツ、ヨーグルトなど、子どもが食べやすいフルーツやおやつをまとめた専用コーナーを作るのもおすすめ。
低い位置にセットすれば、子ども自身が取り出しやすくなり、自立を促す効果もあります。
「このバスケットに入っているものなら食べてもいいよ!」とルールを決めておけば、おやつタイムもスムーズに。
冷蔵庫の中にも、子ども専用ゾーンを作ってあげると、家族全体の冷蔵庫の使い方がよりスマートになります。
5. 野菜室の仕切り収納で迷子野菜をゼロに
野菜室は特にごちゃつきやすい場所。
袋入りの野菜が積み重なり、何が入っているかわからなくなりがちです。
ここにも100均のバスケットや仕切り板を活用して、
- 葉物野菜コーナー(ほうれん草、小松菜など)
- 根菜コーナー(にんじん、大根など)
- きのこコーナー(しめじ、えのきなど)
とカテゴリ分けするだけで、一目で在庫チェックができるようになります。
さらに、使いかけの野菜は透明のジッパーバッグに入れてまとめておくと、鮮度管理も簡単です。
6. 作り置き・常備菜専用スペースを確保
作り置きおかずや常備菜がある場合は、専用のスペースを作るのがおすすめ。
同じ種類・サイズのタッパーで統一し、トレーやバスケットに並べると、スッキリ感がぐんとアップします。
タッパーの上にラベルを貼って、「いつ作ったか」「中身は何か」を記入しておくとさらに管理がしやすくなります。
まとめて見える化することで、食べ忘れやロスも防げて、家計にも優しい収納になりますよ。
仕切り収納で冷蔵庫を使いやすくするコツ
1. ジャンル別に収納して「迷わない冷蔵庫」にする
まず基本となるのが、食材をジャンルごとに分けて収納することです。
- 朝食セット
- お弁当用
- おかず
- 調味料
- 野菜
- 作り置きおかず
といったように、「同じ種類のものは同じ場所にまとめる」だけで、冷蔵庫の中の迷子が激減します。
家族全員が「このコーナーにはこれが入っている」とわかるようになり、誰が見ても使いやすい冷蔵庫になります。
2. ラベルを付けて「誰でもわかる収納」にする
ジャンル分けしたら、さらにラベルを付けると効果が倍増!
例えば、バスケットやケースに「朝食セット」「お弁当グッズ」「野菜」「ドレッシング」などとラベリングしておくと、 誰が使っても元の場所に戻しやすくなり、自然と冷蔵庫内が整った状態をキープできます。
特に家族が多い家庭では、ラベルがあるかないかで冷蔵庫の混乱度が大きく変わります。
100均でも可愛いラベルシールや、手書きできるシールがそろっているので、ぜひ活用しましょう。
3. 「1ジャンル1ケース」を意識する
冷蔵庫収納でありがちなのが、1つのケースにいろんな種類のものを詰め込んでしまうこと。
これでは、せっかく仕切ったのにまたごちゃごちゃしてしまいます。
そこで意識したいのが、「1ジャンル1ケース」のルール。
- 朝食用食材はこのケースだけ
- お弁当用おかずはこのケースだけ
というように、1つのケースには1種類の食品だけを入れると、中身が一目でわかるし、探しやすさが格段に上がります。
4. 奥行きを生かして「奥→手前ルール」を徹底
冷蔵庫の奥行きは意外と深く、奥にしまったものが忘れられてしまう原因になりがち。
これを防ぐには、「奥に新しいもの、手前に古いもの」のルールを徹底するのがポイントです。
例えばヨーグルトや牛乳なら、買ってきた新しいものは奥に、前からあるものは手前に並べる。
このルールを家族全員で意識すると、賞味期限切れや食材ロスも大幅に減らせます。
5. 詰め込みすぎず「ゆとりスペース」を作る
つい冷蔵庫をパンパンに詰め込みたくなりますが、あえて「ゆとりスペース」を作ることが大切です。
ぎゅうぎゅうに詰まった冷蔵庫は、
- 取り出しにくい
- 中身が見えない
- 冷気がうまく回らない
というデメリットだらけ。
常に7〜8割程度の収納量を目指して、買い物や作り置きも調整すると、冷蔵庫の使い勝手がぐんとよくなります。
また、予定外の頂き物や作り置きが増えたときにも、余裕があるとすぐに対応できます。
6. 週に1回「冷蔵庫リセットタイム」を設ける
どんなにきれいに収納しても、使っているうちに少しずつズレたり、期限が切れた食品がたまったりしてしまいます。
だからこそ、週に1回は必ず「冷蔵庫リセットタイム」を設けましょう。
たとえば、週末の買い物前に
- – ケースをざっと拭く
- – 食材の賞味期限をチェック
- – 使いかけ食材をまとめて使い切る
これだけでも、冷蔵庫はずっとスッキリを保てます。
冷蔵庫リセットは、大掃除よりも気軽にできるので、ぜひ習慣にしていきたいですね。
まとめ|100均グッズで冷蔵庫がもっと使いやすく!
冷蔵庫の中がごちゃつく原因は、物の定位置がなかったり、重なりやすかったりすること。
でも、100均グッズを使った仕切り収納を取り入れるだけで、驚くほどスッキリ整理できます。
サイズや種類が豊富な100均アイテムは、冷蔵庫収納にぴったり。
ジャンルごとに整理し、ラベルを貼る、詰め込みすぎないなど、ちょっとした工夫を加えるだけで、家族全員が使いやすい冷蔵庫になります。
まずは、あなたの冷蔵庫に合う仕切りアイテムを100均で探してみましょう。
小さな工夫が、毎日の「探すストレス」を減らし、使いやすさをぐんと高めてくれますよ!
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